肩こりが長く続いている、マッサージを受けてもすぐに戻ってしまう、原因がよくわからない違和感がある──そんな悩みを抱えている方へ。「肩こりが取れない人へ|深層筋膜アプローチという新しい選択肢」をテーマに、なぜ肩こりが慢性化するのか、従来のケアの限界、そして深層筋膜に働きかけるケアの考え方と実際の施術の流れ、注意点までを丁寧に解説します。当サロンnapの経験と、リリースカッターを用いた施術の現場で得た知見をもとに、読みやすくお伝えします。
肩こりが慢性化する理由
肩こりは単なる「筋肉の疲れ」だけではありません。長時間の同じ姿勢、スマートフォンやパソコンの使用、運動不足、睡眠の質、ストレスなどが複合的に影響し、筋肉だけでなく筋膜や神経、血行、リンパの流れにまで波及します。特に筋膜は全身を覆う薄い膜で、筋肉や臓器をつなぐネットワークのような役割を果たしています。ここが硬く癒着すると、局所的なコリだけでなく周囲の筋肉の動きを制限し、結果として慢性的なこりや痛みを生み出します。
表面的なケアの限界
一般的なマッサージや湿布、表層への温熱療法は一時的に血行を促し、痛みを和らげることが多いです。しかし表層だけをほぐしても、深部の筋膜や組織の癒着が残っていると、根本的な可動域改善や再発防止には繋がりにくいことがあります。実際に「ほぐした直後は楽だが、翌日には戻ってしまう」と感じる方は多いです。
そのため、慢性化した肩こりには「深部に届くアプローチ」が重要になります。深部にある筋膜や靭帯、神経周囲の循環を改善し、組織の滑走性を取り戻すことが、長期的な改善につながります。
では、深部をどうやって安全に、効果的にアプローチするかがポイントになります。
筋膜の役割を理解する
筋膜は筋肉一つ一つを包み、隣接する筋肉や骨、神経、内臓とも関係を持っています。筋膜の硬さは姿勢や動作パターンを変え、肩だけでなく首、背中、腕、さらには腰や下肢にも負担を生みます。したがって肩こりの改善は肩だけを触るのではなく、関連する筋膜ライン全体を診る視点が大切です。
たとえば、胸の筋膜が硬くなると肩甲骨や肩関節の動きが制限され、肩の筋肉に過剰な負担がかかります。逆に腹部や背部の筋膜の影響で呼吸が浅くなり、首や肩に緊張が波及することもあります。
このように全身のつながりを踏まえた施術計画が、慢性肩こりの改善に有効です。
深層筋膜アプローチの考え方
深層筋膜アプローチとは、筋肉表層だけでなく、筋膜の癒着や滑走不良を改善し、深部組織の循環と可動性を取り戻すことを目指す施術です。手技だけで対応する方法もありますが、電気的刺激を併用することで深部まで心地よく働きかけることが可能になります。
電気を用いる際は、刺激の種類や出力、周波数を調整することで、痛みを抑えつつ筋膜や筋繊維の深層に働きかけることができます。適切な施術は筋肉の緊張を和らげ、血流やリンパの流れを促し、自己修復力を高めるサポートになります。
重要なのは「痛ければ効く」という考えではなく、心地よさと明確な変化を両立させることです。施術中にリラックスできることが回復を早める要素になります。
リリースカッターという選択肢

当サロンでは、リリースカッターという機器を用いた深層筋膜アプローチを提供しています。専用のグローブから流れる特定の電流パターンを使い、筋膜の深部に優しく刺激を与えることができます。機器の特性上、表層ではなく深部に働きかけやすく、顔やデコルテ、全身の施術に対応可能です。
リリースカッターの特徴
リリースカッターは、深部に届く電気刺激を用いることで手技だけでは届きにくい筋膜の癒着にアプローチします。多くのお客様が「痛みが少ない」「施術中にリラックスできる」「施術後に動きが楽になった」と感じられる点が特長です。顔の筋膜にも対応できるため、小顔効果を目的としたフェイシャル施術にも活用しています。
ただし、全ての方に同じ反応が出るわけではなく、既往症や体調、皮膚状態によって施術の調整が必要です。カウンセリングで安全性と適応をしっかり確認してから施術を行います。
また、電気刺激はあくまで補助的な手段であり、リンパマッサージやストレッチ、姿勢改善と組み合わせることで効果を高めることができます。
施術の流れと実際の感覚
一般的な流れは、カウンセリング→状態チェック→仰向け・うつ伏せでの施術→仕上げのリンパケア、という流れになります。施術中は弱めの電気刺激がリズミカルに感じられ、こり固まった部分が緩む感覚や、血流が循環するような温かさを感じる方が多いです。
施術後は可動域が広がり、筋肉や肩周りの張りが軽くなる実感が得られることが多く、長年の滞りが改善されることで日常動作が楽になる方もいます。多くの場合、1回で変化を感じる方がいる一方で、慢性化した状態は回数を重ねることでより安定します。
施術の際は痛みの有無や強さを逐一確認し、安全に配慮して進めます。無理に強い刺激を加えることはしません。
施術後のセルフケアと頻度の目安
施術効果を長持ちさせ、再発を防ぐためには日常のセルフケアが重要です。当サロンでもアドバイスしていますが、以下のポイントが役に立ちます。
日常生活でできること
・姿勢の見直し:座り姿勢で顎が前に出ないように、肩甲骨を軽く引き下げる意識を持つ。
・こまめな休憩:長時間同じ姿勢を続けないよう、1時間に1回は軽く動く。
・簡単なストレッチ:胸の筋膜を伸ばすストレッチや肩甲骨周りの運動を習慣化する。
・睡眠環境:枕の高さや寝姿勢を見直し、首肩の負担を減らす。
・水分と栄養:血流や代謝を助けるために適切な水分補給とバランスの良い食事。
これらは施術の効果をサポートし、筋膜の柔軟性を保つ助けになります。
頻度の目安
急性の強い張りや痛みがある場合は、短期間に集中的に数回受けることで変化が出やすくなります。慢性的な状態であれば、最初は2~4週間に1回程度のペースで経過を見ながら調整することが多いです。改善が進めば間隔を開け、メンテナンスとして定期的に通っていただくのがおすすめです。
頻度は個人差が大きいので、施術者と相談して最適なプランを組んでいきましょう。
注意すべき点(受けられない場合)
以下のような状態の場合は事前に必ず伝えてください。必要に応じて施術をお断りしたり、医師の許可を求める場合があります。
・ペースメーカーなどの医療機器を装着している方、重度の心疾患などの既往がある方。
・皮膚疾患や傷、炎症がある部位。
・妊娠中(特に初期・後期は注意が必要)。
・急性の感染症や高熱がある場合。
安全第一で施術を行いますので、気になることは遠慮なくご相談ください。
当サロンの提供メニューについて

napでは、リリースカッターを用いた深層筋膜リリースを中心に、全身・上半身・下半身・フェイシャル・ヘッドスパなどのメニューをご用意しております。深層筋膜にアプローチしながら、リンパマッサージやヘッドケアを組み合わせることで、凝りの軽減だけでなく、巡りや可動域の改善を目指す施術を行っています。
どんな方に向いているか
・長年肩こりに悩んでいる方。
・いくつかの施術を試したが効果が続かない方。
・首や肩だけでなく、背中や胸、腕にまで張りを感じている方。
・フェイシャルのたるみや顔のコリも気になる方(顔周辺の深層筋膜ケア対応)。
当サロンはお一人お一人の状態をカウンセリングで丁寧に確認したうえで、最適な施術プランをご提案します。
施術を受ける際の心構え
施術は「楽になる」ことを目標に行いますが、深部に働きかけるために一時的にだるさや眠気、好転反応のような感覚が出ることがあります。これは循環が改善される過程で起こることがあり、十分な水分補給と休養で軽減されることが多いです。施術後は無理をせずゆったりと過ごすことをおすすめします。
また、施術の効果を最大化するために、継続的なケアと日常のセルフケアを組み合わせることが大切です。
まとめ
肩こりが取れない原因は表面的な筋肉疲労だけでなく、深層の筋膜や循環の問題が絡んでいることが多くあります。深層筋膜にアプローチすることで、可動域の回復や血流・リンパの改善が期待でき、慢性化した肩こりに対する新たな選択肢となります。当サロンではリリースカッターを用いた施術とリンパケアを組み合わせ、無理のない心地よい施術を提供しています。肩の違和感が長引いている方は、一度深部へのアプローチを試してみてください。ご不明点やご相談があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
あなたの肩が楽になり、日常がもっと快適になるお手伝いができれば幸いです。
