紫外線対策と保湿
春先から急に強くなる紫外線は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥やシミ、色ムラの原因になります。最初のステップでは、紫外線対策と保湿を徹底し、外的刺激から肌を守りましょう。
1．日やけ止めの塗り方を見直す
SPF値やPA表示だけで選ぶのではなく、こまめな塗り直しができるテクスチャーを選ぶことが大切です。朝のスキンケア後、顔・首・デコルテまでムラなく塗り、外出中は2～3時間おきに付け足す習慣をつけましょう。UVカット効果と同時に、肌をやさしくケアする成分配合のものを選ぶと理想的です。
2．保湿ケアで水分を閉じ込める
春は空気が意外と乾燥しやすい季節。化粧水のあとに保湿力の高い乳液やクリームをしっかりと重ねることが重要です。特にナイアシンアミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含むアイテムを選ぶと、角層までうるおいが行き渡り、バリア機能が高まります。入浴後のタイミングを逃さず、肌がポワンと温かいうちに保湿を済ませましょう。
3．習慣化のコツ：夜のプチマスク
週に1～2回、就寝前に保湿マスクやシートマスクをプラスすることで、乾燥ダメージをまとめてリカバーできます。シートマスクは首まで一緒に覆えるタイプがおすすめ。マスク後は残った美容液をやさしくハンドプレスし、朝までしっとり感が続く肌を手に入れましょう。
血行とリンパの流れ
春先は血行不良やリンパの滞りによって、肌のくすみやむくみが目立ちやすくなります。第2のステップでは、血行とリンパの流れをサポートするケアを取り入れ、明るく透明感のある肌を目指します。
1．やさしいクレンジング＆洗顔でバリアを守る
皮脂を落としすぎるとバリアが弱まってしまいます。オイルとクリームの良いとこ取りをしたミルクタイプのクレンジングでメイクを浮かせたら、泡立てた洗顔料でTゾーンから頬、首すじへとやさしく洗い上げましょう。余分な摩擦を抑えることで、くすみの原因である古い角質が無理なくオフされ、後続ケアの浸透が高まります。
2．専用機器の導入検討：筋膜リリースカッター
当サロンで取り扱う「筋膜リリースカッター」は、4D電流で深層の筋膜にアプローチし、血流やリンパの巡りを根本から改善します。顔や首だけでなく全身に使え、小顔リフトアップやたるみケアにも効果的。ホームケアでは得られにくい深部へのアプローチで、内側からクリアな肌をサポートします。
3．自宅でできるフェイスマッサージ
お風呂上がりやスキンケア前の少しオイルをなじませた状態で、フェイスラインから首筋へ向かってリンパを流すようにマッサージを行いましょう。手のひら全体でやさしく圧をかけるイメージで5分ほど続けると、むくみが取れてフェイスラインがスッキリします。
内側からの美肌作り
外側のケアだけでなく、インナーケアも美肌づくりには欠かせません。第3のステップでは、食生活や生活習慣を整え、体の内側からキレイを育てるポイントをご紹介します。
1．腸活で肌の土台を強化
肌の調子は腸内環境と深い関係があります。発酵食品や食物繊維を積極的に取り入れ、善玉菌をサポートしましょう。ヨーグルト、納豆、ぬか漬けなどを毎日少量ずつ続けることで、便通が整い、肌のくすみや吹き出物の改善につながります。
2．抗酸化食材でエイジングケア
春野菜にはビタミンCやβ‐カロテン、ポリフェノールが豊富なものが多く、シミやシワの予防に役立ちます。ほうれん草、菜の花、いちご、トマトなどを積極的にメニューに取り入れて、体内の酸化ストレスを抑え、美肌を保ちましょう。
3．質の良い睡眠でターンオーバー促進
肌は夜のゴールデンタイム（22時～2時）にターンオーバーが活発になります。スマートフォンやブルーライトを控え、ぬるめのお風呂でリラックスしてから就寝する習慣を。寝具や室温にも気を配り、十分な睡眠時間を確保しましょう。
まとめ
春の肌悩みを解決するには、まず外的刺激から肌を守る紫外線対策と保湿、次に巡りを整えるクレンジングやマッサージ、そして内側からのインナーケアが重要です。今回ご紹介した3つのステップを日々の習慣に取り入れて、季節の変わり目も健やかで透明感のある美肌をキープしましょう。
ご自身でのケアに加え、深層部までアプローチできる「筋膜リリースカッター」もぜひご検討ください。春のうちからしっかりケアを始めることで、夏の強い紫外線にも負けない、しなやかで健康的な肌を手に入れましょう。
